Last Updated on 2024-12-28
「モノからコト」 この言葉を口にするのをためらうほどに、コトは観光シーンにおいても誰もが意識するようになりました。
DMOなどの仕事では体験プログラムのいわゆる「発掘や磨き上げ」の仕事も多いです。
さて、コトづくりはいいですが、そもそもアクティビティが生業でもない事業者の方がインバウンド市場向けに体験プログラムを実施する際、とても大切なのがプログラム全体の進行を意識することでしょう。
この体験プログラムの進行にとって通じることがとても多い異業種の仕事があります。
それは、TV番組などの映像制作の仕事、つまり映像プロダクションの仕事です。
何を隠そう私も経験してきた業種であり、特にその時の経験が今、役立っています。
似ている点は様々にあります。
「プログラム全体の構成づくり」「シーンと台詞を掛け合わせた構成台本」「効果音や挿入映像などの効果的な補足」「サプライズ、感動や笑いの仕掛け」そして、何より「司会進行役の解りやすい進行(仕切り)」でしょう。
30分の短い番組であっても、視聴者(参加者)を満足させるためにそれらを考えに考え「事前の準備」をしてから本番に臨むわけです。これは観光事業も同じであるべきでしょう。
そして、体験プログラムは、TVで言えばまさにライブの「生番組」つまり、ハプニングやトラブルもありますが、司会者は冷静に、時にはそのトラブルを笑いに変えてしまうほどのアドリブが効いた対応力も必要なわけです。
(それぞれの似ているポイントについては、機会があれば、このサイトのマーケティングメニューの方でもそれらのらの大切な点を書いていきたいと思います)
プログラム主催者の皆さんは、是非、バラエティ番組などをそうした視点で一度、ご覧になって下さい。司会者の声の張りや姿勢、笑顔、間合い、所作・・・と、とにかく参考になることが多いでしょう。
TVでは見えないですが、それを裏で管理するディレクターの人たちは演出のプロ。
正に、体験プログラムの進行などはお得意だと思います。
また、全体を「仕切る」という点(まさにディレクション)でも、時間配分などの進行管理も含めて、観光業界には参考にすべき点が多いですから、業種間交流なども面白いかもしれないと思っています。

