Last Updated on 2024-12-28
観光ビジネスWeb活用 その前に「パソコンが苦手」を克服しよう VOL.3です。
前回から続いて、パソコン苦手克服のチェックポイント④です。今さらと言わず、一つずつチェックしていきましょう。特に小規模事業の経営者の方は、自社の部署や担当がどうなっているか?しっかりチェックしてみましょう。
|チェックポイント④ 「ブラウザはChrome」を
パソコンで最もよく使うのがWebサイトを閲覧するための「ブラウザ」でしょう。
初歩的な話しですが、このブラウザという仕組みの概念がない方も経営側の方などではいらっしゃり「インターネットを見る時はこのデスクトップのアイコンをクリックする」といったツールとしての認識程度なのだと思います。
もちろん、使う側として全く問題ないわけですが、旅行やレジャー顧客がそれを通じて自社にアクセスしてもらえる可能性があり「お客様と接点を持つために、そこに何か“努力すること”が無いだろうか?」と考えていくのがWeb広報担当の最初にするべき発想でしょう。
さて、上記のブラウザについて考えたこともないという方は経営者層の方には少なくないと思います。そうした方の多くは恐らくMicrosoftの「Edge」をお使いではないかと思います。パソコンに(厳密にはOSオペレーションシステムであるMicrosoft Windowsに)標準装備だからです。
お客様が使うブラウザは何なのか? 世界のメジャーなブラウザを4つだけ知っておきましょう。尚、これはPCとモバイルの両方でのことです。
| ブラウザ | 読み方 | 開発提供する企業 | 世界シェア 約 | |
| 1 | Chrome | クローム | 64% | |
| 2 | Safari | サファリ | Apple | 20% |
| 3 | Edge | エッジ | Microsoft | 5% |
| 4 | Firefox | ファイヤフォックス | Mozilla | 3% |
ご覧の通り世界で最も使われているのはGoogleが提供するChromeです。
次はSafariで、これはiPhoneに標準装備されていますからiPhoneの使用率が世界でも高い日本は(世界ではAndroidが多いのです)使っている人が多いです。
Edgeを使っておられる方は極めて少数派となりますが、日本だけの統計ではSafariとEdgeが増えます。 そして、前述のビジネスの話しですが、上位の3社、つまり巨大企業Google、Apple、Microsoftが“ブラウザ戦争”とも言われるシェア争いを行っています。
何故、ブラウザの使用を世界で拡大したいのでしょうか?
その根本がパソコン苦手組の方はフワッとしていることがとても多く、Webマーケティング業務を進めるほどに「おや?」と進捗が止まってしまうのは、そうした根本理解がないためであることを私は発見しました。
ブラウザは「検索エンジン」の設置場所であり、検索することで生じる検索結果ページにあるのが「広告」です。Googleは世界最のWeb広告会社ということです。
そして、ブラウザに紐付いて様々なサービスが展開され、それらにも広告モデルが搭載されます。例えば、地図サービスやクラウドサービス、ニュースサイトやメールサービスなど数々あり私たちが普段使っています。それらは無料で使えますが、企業からすれば無料で集まる私たちに向けての広告出稿の場であるということです。
さて、本題ですが、使用するブラウザはWebマーケティングや広報に関わる方は、せめて業務中はChromeを使うことが望ましいと思います。
お察しの通り、市場のシェアが最大のものを使い、ユーザーの視点、ユーザーの使い勝手を知らないと自社の改善がしにくいというのが理由です。
何よりもGoogleは観光ビジネスに関して親和性を高めており、それらを整備したり、調査したり、表現したり、広告などの施策を打つのにもGoogleの情報が欠かせません。
下記のようなGoogleのサービスは、観光ビジネスにおいてもはや欠かせません。
・Webアクセス解析ツール「Googleアナリティクス(Ver 4)」
・Googleマップ
・Googleビジネスプロフィール
・Googleトラベル
・Googleホテル検索 フライト検索 ・・・
GoogleIDで(GoogleのGメールを作成することが条件)ブラウザにログインすることで、これらの全てのサービスがPCでもタブレットでもノートでもスマホでも全て紐付けられて、いつでもどこもでも、自分の蓄積した情報で使うことができます。
従って、多くのユーザーがそのようにして旅行サービスをGoogleに関連して行動している限り、社内マーケターは、その使用を想定して様々な施策を打つ必要があると思います。
もちろん、SafariとEdgeも一定数使われていて見る必要がありますが、やはり7割に近いシェアの市場は主体にして考えるべきでしょう。
使わないといけない、、みたいないやいや使うのではなくて、是非、使っていただければ、何も仕事だけではなくプライベートでも非常に便利で快適に使えることが解っていただけると思います。(つまり旅行ユーザーは仕事でなく使っています)
例えば、明日、休日で遠くにドライブに行くとして、情報を得る観光協会や巡りたい観光名所やお店、レストランなどを前日にPCのGoogleマップで探して「行きたい候補」のGoogleビジネスプロフィールに「行ってみたいフラグ」を立てておけば、当日、Googleマップ対応の車のカーナビにスマホを繋げればマークアップした場所にナビゲーションされ、所要時間もすぐに判明し、1日を計画的、効率的に過ごせます。
今や、こうした行動スタイルで観光スポットや店舗を選ばれるとなれば、旅マエに候補にしてもらうためにも、マップやビジネスプロフィールのナレッジパネル(情報パネル)の整備をしっかりやらなければならないという施策に自然とつながります。
そういう意味で、今や行動の鍵となるスマホもiPhoneの肩も是非、ChromeとGoogleマップをインストールして使ってみることが大切だと思います。
ちなみに、私はそうした仕事でもありますので、Googleが開発しているAndroidを使っています。
次回は検索エンジンの話しをしましょう。

