旅行・レジャー集客とWeb集客が出来る社内の人材づくり

外国人のこと、外国から検索しないと解らないでしょ。え、日本からそれが出来るって??

あなたのデスクからアメリカからの検索を

Last Updated on 2024-12-28

|あなたのまちに訪日外国人が行く?行かない? Web上でリサーチしてみよう

前回まで、インバウンド市場におけるターゲット設定について、空港や鉄道などのインフラ拠点や国・地域による特色などから考えてきました。欧米豪の旅客はまだまだ訪問する都市が限定的でもありますが、日本はそれも地方へ地方へと拡大せねばなりませんね。

最大市場である東アジアは地方空港へのチャーター便の就航などもあり、訪問、滞在する地域は様々な地方に広がっています。しかし、台湾、韓国、香港、中国からの旅客利用が多い格安航空LCCが最も多く就航しているのはやはり東京の成田空港と大阪の関西空港です。
東アジアの各国・地域の旅行会社が販売しているダイナミックパッケージの多くは3日や4日。その行程設定は、やはり東京、大阪の周辺都市がまだ中心だと思います。

そして、欧米豪の各国は航空便が就航しているのは正に東京(成田空港と羽田空港)と大阪(関西空港)となり、その2ヶ所が発着拠点となる行程が組まれることが自然と多くなります。(つまりゴールデンルートに、北陸、広島など)

では「私のまちにはまだまだ訪日外国人が少ない」と言われる日本の各地域には、今後、彼らが来訪する可能性はあるでしょうか? 「京都には沢山の外国人がいるがここまで1時間かかるからなあ」と諦めないといけないでしょうか?

諦める前に日帰り訪問(Day trip)の可能性を十分検討する必要があります。そのためには、訪日外国人旅行者が滞在する都市からどのぐらいの「距離や時間」をかけて日帰り旅行を実施する可能性があるのか?について少し調べてみるとよいでしょう。
もちろん、調査は手軽に費用をかけずに。 そう、Web上でリサーチできることをやってしまいましょう。

インバウンドに限らず、国内旅行においても、地域やそこの事業者と旅行者との接点の多くはWeb上となりました。つまり、旅行者の検索を想像してその検索結果を見ることがとても重要です。これはインバウンド市場に限らず、国内市場においてもその検索結果で気付くことがとても多く、観光事業者にとって様々なマーケティングの基本となります。

|日本のあなたのデスクをアメリカにしてしまう

Google検索はご存じの通り検索している端末の位置情報が検索結果に加味されます。Googleは検索者がいる場所を考慮して検索者の役に立つ検索結果を示しますから、訪日外国人の検索をシミュレーションしたいなら、位置情報もできるだけその条件に近づけると調査の品質も高まるでしょう。


例として「アメリカから訪日旅行についてあれこれ調べてみる」ことを想像してリサーチを実施してみましょう。リサーチを行うブラウザはGoogle Chrome(世界で使用が最大シェア)を使用します。

実はGoogle Chromeでは、そのデベロッパーツールから世界各地の緯度経度に偽装する設定も可能です。厳密には海外だけではなく例えば「東京駅から」なども設定できます。それについてはまた機会を見てお話しするとして、今回はURLを入れるだけでアメリカからの検索(Google USA)での検索が出来ることを覚えておきましょう。

このアメリカ検索のURLは他のサイトでも公開されているようですので、当サイトでもご紹介しておきましょう。私もブックマークに入れていつも使っています。ちなみに、検索窓に「cafe near me」とでも入れてみればアメリカのどの辺りかのGoogleマップがでます。どうやらアメリカの中央、カンザスとミズーリの間ぐらいのようです。

Google USAの検索 https://www.google.com/?gl=us&hl=en&gws_rd=cr&pws=0 

いろいろ検索して検索結果を見るとさまざまな気付きがありますよ。もちろん、あなたは今アメリカ人ですから英語で入力して下さい。

例えば三重県の方であれば「things to do mie japan」とか「restaurant near ise shrine」とか。
そこにはどんなサイトが上位にヒットしているでしょうか?日本のサイトでしょうか?アメリカのサイトでしょうか?観光行政のサイトでしょうか? 思いもしなかったサイトがあることも多いでしょう。

そして、その検索結果としてヒットした上位サイトのページにあなたの地域やお店、サービスなどの情報があるでしょうか?アメリカでは個人ブログ(と言っても随分本格的なサイト)も日本の旅行関連検索では上位にヒットすることも多いですから掲載されている可能性もあるでしょう。

インバウンド市場の検索シミュレーションは、厳密にはアメリカから検索すると結果は異なってくるのかもしれませんが(Googleの詳細なアルゴリズムは私にはよくわかりません) ある程度、検索されるフレーズを想像した結果は、その国の検索でどのようなサイトが上位に現れるのか?ということでは大いに参考になると思います。

アメリカ以外の国も試してみたい場合は「位置偽装検索」などで検索すれば解説しているサイトがいくつも出てきます。但し、事故責任で使用して下さい。(ちなみに私は常に使っています)

次回は本題である、訪日外国人の距離感や時間感覚などをこの検索で探ってみましょう。

今日はここまでです。

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