旅行・レジャー集客とWeb集客が出来る社内の人材づくり

今も変わらない国際営業マン気質

変わらない気質

Last Updated on 2023-09-25

|今も憧れる「男は背中で語れ」

栗坂氏とは、その後、何度か各国現地でセールス日程が偶然重なることがありました。その情報は、訪問する旅行会社の方が「今週は栗坂さんも来てるね」と教えてくれます。台北も高雄もソウルも街は広くても昼間に我々が動くルートは大体限られていて狭いもの。結構、ホテルや旅行社で会うことになり、急遽、合同セールスや、食事を共にさせてもらいました。そして、夜のアポがない日に誘ってもらったのが、氏も私も大好きなサウナです。

サウナから出て涼みながら氏が言われたセリフが今も忘れられません。

「森田君、ここのセールスは本当に疲れるでしょう?こんなに1日ハードに走り回っているなんて、日本の本社は何も知らないと思うよ。適当に遊んでいるとか思われてるんじゃないかねえ~ははは」と。

正に、裸の背中で言われたこのシーンは今でも昨日のように鮮明に覚えていて、何だか今でも仕事が孤独でタフな時に思い出したりします。

海外セールスですから、時差がないアジアとは言え、適当にサボっててもバレないわけですが、何故か朝早く起きてホテルを飛び出す毎日。

何故サボらないのか?それは、栗坂氏も私も根本は同じだったと思います。「そのマーケットでの営業が本当に面白くて好き」だったからではないかなあと思います。

結構、適当にやっている他のホテルの営業マンもいましたが、何というか、サボっている場合ではないほどにそこでの営業は楽しいものでした。人間、好きでなければいくら仕事でも頑張れないものです。(もちろん、しんどいことは多いものの、それすら楽しんでたように思います)

|いつの時代もHOTな国際観光マン気質

楽しんで仕事をし、夜もウロウロと街中を興味津々で遅くまで徘徊する毎日。それを喜んでくれていたのは、今から思えば、現地の旅行社や航空会社の取引先の人達だったと思います。自分の国を楽しんでくれて、出張を楽しんでいる人間と商いをしようとするのはよく考えると当たり前かもしれません。

この観光業界は、デジタルがいくら発達しても売り手の「人」の知識や努力、そしてスピリットこそが成果を生む(売上げを上げる)のだと思います。一見華やかなようで、もの凄く地味で、マメでなければ報われません。

その最大の理由として思うのは、観光のBtoB流通で最も必要なのが「信頼」だからでしょう。自分の会社(旅行社)の大切な顧客を海外で預けるためには、取り引きの価格だけではなくて、そこには「預ける人への信頼」が必要です。他のホテルより500円(この東アジアの世界では”500円も”です)高くても預けてくれたのはその理由だからでしょう。

こうして、多くの人に支えられ、市場の様々な現場を走り回っているうちに、この市場での売上げは何と10倍になりました。そのことは会社も評価をしてくれて、海外での様々なミッションや、北米へのセールスコース(1ヶ月間ぐらいをかけてカナダなども巡回しました)など様々な経験の舞台を与えてくれました。

特に、交流ミッションとしては、香港のシャングリラでの研修プログラム(数ヶ月の滞在)、中国各都市の調査ミッションなどにも派遣され、本当に多くの経験とノウハウを得ることができました。本当に有り難いことです。

それらのとてつもないチャンスを与えてくれた理解のあるホテル、そいて、仕事で関わった海外、国内関係社の数多くの方々と、今では多くの人たちに感謝の念に堪えません。

困難もあったものの、多くの経験を積ませてもらったホテルマン人生も、いよいよ転機が訪れます。

つづく

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