Last Updated on 2025-04-07
Google検索をする時、誰もが目にする「Googleサジェスト」機能。このサービスはそもそも検索の手間を減らす目的でGoogleが提供するものですが、Web活用に、そして、店舗の商品やサービスづくりにとても活用できるものです。普段行う「旅行・レジャー事業者のためのWeb活用セミナー」でもその活用法を必ず紹介していますが、これが意外と普段活用している方がほとんどなくとてももったいなく思っています。その活用事例などをご紹介していきましょう。
Googleの検索窓に検索キーワードを入力している途中で、検索窓の下に検索候補が表示される機能がGoogleサジェスト機能。皆さんも普段便利に使っている人が多いと思います。
例えば、京都駅で美味しいレストランを探そうと、「京都駅 美味しい」まで入力すると並ぶ候補は、ランチやディナー、居酒屋など「京都駅 美味しい」に続く関連キーワードが一覧で表示され、そこに自分の目的があるとそのままクリックできます。
しかし、このキーワード候補は意味なくランダムに並んでいるわけではなくGoogleが意図を持って表示しています。
その仕組みを理解することで旅行・レジャーの店舗などはWebコンテンツをつくる参考にしたり、実際の店舗の商品やサービスづくりをするなど様々に活用することができます。

このGoogleサジェスト機能についてGoogleの公式サイト(Google検索ヘルプ)を見ると「サジェスト」ではなく今では「予測入力候補」また「オートコンプリート」と呼んでいます。しかし、世間では過去のままサジェストと呼ぶのが一般的となっています。
さて、サジェストの候補が並ぶ仕組みについて、以前、Googleはある程度具体的に公表していたのですが、現在は下記のように「Google検索ヘルプ」に記載されているようです。
➀クエリの言語(クエリとは言わばキーワード)
➁クエリが実行される場所(スマホなどは検索している場所が考慮される)
➂クエリが注目を集めている関心事
➃ユーザーの過去の検索
以上のようにあまり明確ではありませんが、以前に公表していたのはやはり「世の中でその検索クエリに対して数多く検索されているキーワードが表示される」ということで、今でもWebマーケティングの世界では皆そのように認識しています。
言わば多くの人が検索しているキーワードが検索目的に合致する可能性が高いですから表示されるキーワードは検索者が多いと考えられるでしょう。
補足として「数多く」と言っても、意図的にサジェストに表示させようと特定のユーザーが数多く検索しても影響が出ないように「数多くのユーザーが検索している」ことが考慮されていると言われます。
サジェストはいつも使う検索クエリを便利にするために、自身の検索履歴が優先的に表示されたりします。従って、一般的なニーズを見たいリサーチにおいては自身の履歴を消さねばなりません。
その際に使うのがGoogle Chromeのシークレットウインドウです。右上3点マークかブラウザ上で「ctrl+shift+n」で現れます。(もしくはブラウザ右上の3点マークから)このシークレットウインドウは使用するユーザーの検索履歴の影響を受けずに検索結果が得られるようになります。但し位置情報は変わりません。(位置情報を意図的に変えたい場合は「位置情報を変更して検索」などで検索すると解説しているサイトがヒットします。
通常のブラウザとシークレットウインドウで同じ検索した時の違いを見てみましょう。
例として「インバウンド」と入力してみました。
通常のブラウザでは私が直近でインバウンドと共に検索したキーワードが上位に3つ入っていました。(「時計マーク」)
インバウンドセミナーの資料づくりで調べものをした検索履歴です。
また、時計マークの続きに表示されているサジェストワードも、何となく過去に検索したと感じられるキーワードが混じっていました。(インバウン丼などは過去に調べました)

次はシークレットウインドウで検索してみると、何となく一般的にインバウンドにあまり詳しくない人が検索しそうなキーワードが並びました。インバウンドという単独の単語ではなるほどうなずけます。

次に、インバウンドに続けて「体験」や「食事」「人気の」などを入力すると多彩な関連キーワードが得られるようになりました。インバウンドが何かは既に解っていて、インバウンドにまつわる何かを調べているユーザーです。

以上のように、検索でリサーチする時はシークレットウインドウを用いましょう。
さて、このサジェストを一括で数多く取得できる無料ツールなどもありとても便利なのですが、先ずは、自身の手でブラウザで検索してみましょう。10個ほど並ぶ関連キーワードを見ながらビジネスのネタを発見することは実に楽しい仕事です。
大量の仕事をこなす必要がなければ(通販サイトではない旅行・レジャー事業のサイトはいきなりその必要性はないでしょう)じっくりとキーワードと向かいあいながら新しい商品アイデアをあれこれ考えるのはマーケティングのとても良い練習になります。早速はじめてみて下さい。
今日はここまでにして、次回は活用方法について具体的にシミュレーションしていきたいと思います。

